センス

絶対に言われたくなかった言葉を言われた話。

月収100万円の元銀行員プロブロガー・Ryohei(@ryoheifree)さんに添削・アドバイスを頂いた当ブログ以前の記事「センス」の正体見たり!! に大幅な加筆修正を行いました。

この記事では、センスがないがゆえに起こした失敗などについても触れていますが、

もっと具体的なエピソードについてお話ししたいと思います。

センスがないがゆえに、言われて辛かった言葉とは。

今回は「言われて辛かった言葉」をひとつ取り上げてみました。

それは、仕事で

「アマチュアっぽい」

と言われたことでした。

仕事に慣れることと、仕事ができるようになることは別。

親方に付いて仕事を学んだアシスタント時代のお話です。

約2年間ほどお世話になったのですが、1年と数か月が過ぎたある日のことです。

その頃になると仕事にはある程度慣れていたものの、段取りの甘さや反応の遅れなど、まともに仕事になっているとはとても言えないものでした。
声を大にして言いたいのですが、慣れることと上達することはイコールではないのです。

毎日のように必ず仕事を滞らせたり、誰かをイラっとさせるような「何か」がありました。親方の目線では指摘まではせずとも、もっとあったことでしょう。

なんでこんなにダメなんだと自分でも思いながらも
改善の兆しも見えないまま、日々が過ぎていきました。

忘れ物の怖さ

僕のことに限らず一般的な話ではありますが、
仕事上の失敗の中でも「忘れ物」は起こしやすく、また被害も大きいものです。

もし忘れ物をしたら選択肢は2つ。

1.取りに戻る

これは現場に忘れものをしたまま帰ってしまった場合の話です。
当然そのまま放棄するわけにはいきませんので取りに戻ることになります。
これには時間と移動費がかかります。
すなわち仕事1回分と同じだけの移動時間・移動費をまた使わなくてはいけないということでもあります。

2.新しいものを調達する

最初から持って行くのを忘れたら、取りに戻れる時間があることは極めてまれです。
さらに現場が連続している日に、前の現場に忘れ物をしたら次の現場に支障が出ます。

どうしてもとなったら近くのお店を探して同じものを購入しないといけないかもしれません。

このようにどうするにしてもものすごいロスが発生します。気持ちの消耗も半端ではありません。
忘れ物一発で大損がありえるのです。小学生の忘れ物とはわけが違います。

このように恐ろしい忘れ物から起こったエピソードです。
それでは、本題に入りましょう。

大事な機材を忘れてしまった。

ある日、大きな忘れ物をしたことに現場に到着してから気が付きました。

正確には現場への移動中に車を運転しながら「あの機材積んだっけな…?まさか…」と気が気ではなかったのですが、到着してから確認するとやっぱりない。積んでいなかったのです。
その日の現場では代わりのきかない、重要な機材でした。

取りに戻ろうにも県をまたいだ遠方の現場でしたので往復で3時間以上+結構な高速料金がかかってしまいます。
輸入品なので近所の店で購入というフォローは出来ません。第一、かなり高価な品物でした。

ひとまず親方に報告し、指示を仰がなければなりません。

まっとも
(機材名)持ってくるの忘れました。すいません。

親方は深くため息をついて言いました。

親方
お前さ、アマチュアっぽい

僕はその言葉に大きなショックを受けました。

見下していた、「アマチュア」

「アマチュア?僕が?プロを目指してるし、事実こうして仕事の手伝いをさせてもらっている以上これもプロじゃないの?なのにアマチュア?」

仕事中もその言葉が頭の中で繰り返しリピートされます。

アマチュアっぽい アマチュアっぽい アマチュアっぽい

と。

もう仕事になりません。

プロとアマチュアの違い

スポーツ・アートなど、いろいろな分野でプロとアマチュアの差は語られます。

  • プロはそれについての報酬で生活が成り立っている人たち。
  • アマチュアは愛好家。人生に対してどのくらいのリソースを注いでいるかには個人個人で大きな差がある。

ほぼ、このようにまとめて差し支えないと思います。
交流があるかはまた別で、野球など昔は「プロアマ会話せず」と言われていたらしいですね。あまりにスタンスが違いすぎて話ができなかったようです。

日本ではプロが上、アマは下、のように考えられがちですが、それは
「アマチュア」と、未熟なもの・半端なものを言い表す「甘ちゃん」の語感が似ているせいもあるかなと個人的には思っています。
「甘チュア」とか書かれているのを見たことがありますし。

自分もそのように考える一人でした。
アマチュアというのは蔑称のように思っていました。
ですのでずっとそんな思考から離れられず、ほとんど仕事は手につきません。
呼び止められても気が付かず、完全に上の空です。

仕事は済んだ。しかし…

重要な機材は、なしで仕事に臨むことになりました。
親方はさぞやりにくかったことでしょう。しかしそのようなことはおくびにも出さず、一流プロらしく現場を収めました。

仕事が済んでさあ帰ろうという段になり、駐車場まで戻ってきました。
しかしまだ「アマチュアっぽい」という言葉から受けた屈辱感がおさまらない僕は
そこであろうことか親方に詰め寄ります。

まっとも
さっきの、アマチュアっぽいってどういうことですか

歯がガチガチと鳴るほどに震えていました。
食いついてくる僕に親方は泰然と答えます。

親方
プロじゃないってことだよ。おまえはやることなすことアマチュアなの。

 

やはりそうでした。僕はプロじゃないと言われたのです。
当然のことではありますが、改めて突き付けられた形でした。

親方は仕事仲間と飲みに行くといい、仲間の車に乗り込んで道路の向こうへ消えていきました。
僕は呆然とテールランプを見送ることしかできませんでした。

駐車場に残り、僕はどうしようかと考えていました。
将来のこともそうですし、今これからどうするのかも。
とても安全に運転できる精神状態ではなかったのです。

親方は、話の場を用意してくれました。

運転席で考え込みながら15分ほど経ったでしょうか。
僕の携帯に1通のメール着信がありました。

親方からでした。

開いてみると

親方
そろそろ話をすることが必要かもね。
もちろん必要ないならそれでもいい。
どうする?

すぐ返信しました。

まっとも
是非、お願いします。
お手間取らせまして申し訳ありません。
 
親方からの返信もすぐでした。

親方
わかりました。
〇〇〇(親方行きつけの飲み屋)に来なさい。  

クビか。その時は正直そう思いました。
むしろ当然だなと思うことである程度は冷静になれたので
ハンドルを握ってお店へ向かうことができるくらいにはなりました。

お店に到着するとマスターが迎えてくださいました。

マスター
ああ、(親方)さんテラスで待ってますよ 

お店にはテラス席があり、そこに2人分のお酒が用意されていました。

そして他にお客さんはいません。おそらく親方とマスターがそのように計らってくださったのだと思います。

一礼してテラスに入ると、親方に席に座るよう促されます。
席につくと、親方がお酒を注いでくださいました。
親方とお酒を飲むのはこれが初めてでした。

まっとも
いただきます。

最初の1杯は一気に飲み干しました。
味は、わかりませんでした。

そしてアルコールが入ったことでたがが外れた僕は堰を切ったように話し始めます。

覚えている限り、こんなことを言いました。

まっとも
アマチュアだなんてひどすぎます!
まっとも
確かに能力不足なのは自覚してます。でもこれが限界なんです。
まっとも
10の力を3方向になんていうのは僕には無理です。8の力を1方向に集中するのがやっとなんです。あとの2方向は諦めるしかありません。
まっとも
頑張りを認めてください、なんて言うつもりはないです。頑張りを売る商売なんてないですから。

いい年をした男が涙を流しながらの逆切れです。しかも親方に向かってです。
迷惑をかけている身のくせに自分の無能さを棚に上げて逆ギレとはなんというメンタルでしょう。話す内容も自身の無能さをさらけ出す以外も何ものでもありません。

当時の僕にとってはプロの世界に片足を突っ込んでいることだけが心のよりどころだったのでしょうね。
それを否定された時にはもう何も残っていなかったのです。

まっとも
いいですもう。クビにしてください。
親方
クビにはしない。続けてていい。 
まっとも
えっ

 

聞けば仕事の出来はともかくとして、僕が遅刻を一回もしていなかったことを親方は大変評価してくださっていました。

僕の自宅から親方の家までは片道約1時間20分ほどかかります。

雨の日も風の日も、30分前には着いているようにしていました。

僕は自分にも他人にも絶対に遅刻を許せないタイプでしたので、自分で絶対に遅刻をしないためのクッションとしての時間だと当然のように思っていました。

しかし親方いわく、それを続けてきたのは間違いなく努力である、と。
歴代アシスタントで一番優秀だった人でも1回だけ遅刻あったし、とのことでした。

そしてこの半年後、僕はアシスタントを卒業することになるのですが
無遅刻は最後まで守り通しました。

今思うと。

親方は僕の不出来に完全にあきれていたと思いますが、よく見捨てないでいてくださったものです。
このアシスタント時代がなければ僕は独立開業は出来なかったでしょうし、自分のことを何年もかけて見つめ直す心を養うこともできなかったでしょう。
本当に感謝してもしきれません。

そして、いくら能がなくても自身のベストを尽くす以外にはないこと。
及第点に達していなくても、自分のキャパシティ内でどれだけやれているかが将来的に重要であるという考えが芽生えたのはきっとこの日でした。

 

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